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　剣道の第73回関西学生選手権大会?第55回関西女子学生選手権大会が4月27日（日）、大阪市のおおきにアリーナ舞洲であり、女子は、久保晴佳選手（体育４年?広島皆実）が準優勝となりました。

　久保選手は準決勝で園田学園大学の選手を降し決勝へ進みました。決勝では同じく園田学園大学の選手と対戦し、返し胴で一本を先取。その後、相手選手に一本を取り返され、次の一本を先取した方が勝利する緊迫した展開になりました。
　久保選手は、両者が一本を取っている状況では必ず面を狙われると考え、得意技でもある面返し胴を打ちますが、惜しくも相手選手の面が一本と判定され準優勝となりました。
　また、井上七海選手（体育4年?履正社）、松田悠花選手（体育4年?星稜）が16強に進出し、久保選手とともに全日本女子学生剣道選手権大会（7月、東京?日本武道館）の出場を決めました。

　なお、男子は菊池金太郎選手（体育４年?福翔）が８強に進み優秀選手賞を受賞し、白武勇人選手（体育４年?龍谷）は16強に進出。この2名と北村壮志選手（体育４年?明豊）の3名が全日本学生剣道選手権大会の出場権を獲得しました。

　久保選手は「決勝戦で自分の得意技で勝利できなかったのが悔しい。次の全日本女子学生選手権までに万全に仕上げていく」、菊池選手は「優勝を目指していたが、勝てるチャンスを逃し本当に悔しい。全日本学生選手権に出場できるので、そこで負けないよう練習していく」とともに前を向いていました。